2011年2月24日木曜日

ちょっといい小話


ある島に、一人の漁師が住んでいた。
















漁師は毎日、島の人たちが買いに来る分だけ魚を捕り、
それを売ったお金で必要な物を買って生活していた。

そこに、海の向こうから投資家がやってきて、こう言った。






















「もっと魚を捕るのだ」

漁師は不思議そうに答えた。

「そんなに捕ってどうすんです?捕ったって、食べきれませんぜ。」

「この島だけでなく、他の島にも売りに行くのだ。」

「それで、どうするんです?他の島には、他の漁師がいますぜ。」

「そいつらよりも安く売って、カネを稼ぐのだ。」

「カネを稼いでどうするんです?」

「そのカネで大きな船を買って、もっとたくさん魚を捕るのだ。」

「そんなに捕ってどうするんです?」

「もっと遠くまで売りに行き、もっとたくさんカネを稼ぐのだ。」

「そんなにカネを稼いでどうするんです?」

「南の島に家を買って、のんびり暮らすんだ。」

「だんな、自分はもうそれをしてますぜ。」

「・・・。」


真木 隼人さんのブログより

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